「StiLL」 デザイン情報191 <V3.0機能説明>StiLLコマンド--列幅と行高のコピー方法
                             
  【テーマ】いよいよ「StiLL X Ver 3.0」がリリースされます。新機能や旧バージョン(Ver 2.15)の機能強化/修正・バグ修正等々、数多くのバージョンアップ内容が盛り込まれております。
このStiLLメールサービスにてバージョンアップ内容等に関して順次ご紹介します。
今回は[MakeBtCellCopy](セルデータコピー)のバージョンアップ内容についてご紹介します。
    【方法】コピー元とコピー先の列幅と行高を同じにするときは(セルデータコピー「BtCellCopy」or「MakeBtCellCopy」)ボタンを使いますが、
Ver3.0のStiLLボタン「MakeBtCellCopy」では複数選択が可能になり、書式・値・列幅が1つのボタンで設定できるようになります。
    【参考】詳細は
弊社ホームページ(http://www.still.co.jp/)の「StiLL FAQ」を参照してください。
 
  対応Ver. :StiLL-XV3.0 以降
対応種類:StiLL Dev・Pro
    対応Ver. :StiLL-XV3.0 以降
対応種類:StiLL Dev・Pro
    対応Ver. :StiLL-XV3.0 以降
対応種類:StiLL Dev・Pro
 
                             
■ はじめに                          
いよいよ「StiLL X Ver 3.0」がリリースされます。以下にバージョンアップのコンセプトを記載します。
※バージョンアップ内容に関してはこちらでご覧いただけます ⇒  http://www.still.co.jp/main/still/faq/C0/A31.htm
【StiLL-] Ver 3.0 のバージョンアップのコンセプト】
プログラム誰でも簡単に! “脱VBA”
◆業務改善 働き方改革 Excel業務自動化 RPA連携 対応
◆Windows10/Office365/Excel2016 対応
◇コンテンツの形態や色を新デザインに変更
◇むずかしいプログラム作成を簡単にする StiLL ボタン機能を追加・強化
エンドユーザーコンピューティングをスムーズに”脱VBA”で実現 
※パワーユーザーでない方もプログラム可。
◇より本格開発が可能なセルリンクボタンに更に機能追加・強化
【[MakeBtCellCopy](セルデータコピー)のバージョンアップ内容について】
■StiLL-] Ver 3.0 機能強化/修正<ホームページ「StiLL FAQ」より抜粋>
◆StiLLボタン
○MakeBtCellCopy 「セルデータコピー」
・「セル参照」 ボタンを 「セル指定」 に変更しました。
・「指定しない場合はアクティブセル(選択されたセル)の位置になります」の文言を追加しました。
・「セルの値を参照」 を追加し、セルに書かれている値を設定値として使用できるようになりました。
・元データ範囲、出力セル位置の設定レイアウトを変更しました。
・出力範囲名をリストで選択できるようにしました。
・コピー種類の複数選択をできるようにしました。
◆セルリンクボタン
○BtCellCopy 「セルデータコピー」
・「元データ範囲」「出力セル位置」 の指定がない場合に実行ができなかったのを アクティブセルの範囲で実行ができるように修正しました。
 空白指定(アクティブセル)の場合で、離れたセルを複数選択していた場合は最初の選択セルのみが有効になります。
※今回は、上記赤枠の機能についてご紹介します。
■ 今回の内容                          
1.StiLLボタン『MakeBtCellCopy「セルデータコピー」』のVer 3.0 機能強化/修正内容について詳しくご紹介します。
◆StiLLボタン『MakeBtCellCopy「セルデータコピー」』のVer 3.0 機能強化/修正内容
@「セル参照」 ボタンを 「セル指定」 に変更しました。
A「指定しない場合はアクティブセル(選択されたセル)の位置になります」の文言を追加しました。
B「セルの値を参照」 を追加し、セルに書かれている値を設定値として使用できるようになりました。
C元データ範囲、出力セル位置の設定レイアウトを変更しました。
D出力範囲名をリストで選択できるようにしました。
Eコピー種類の複数選択をできるようにしました。
以下がVer 3.0の「セルデータコピー」設定画面で各々の番号が上記機能強化/修正に対応した内容になります。
<例>Ver 3.0 StiLLボタン『MakeBtCellCopy「セルデータコピー」』の設定画面
2.Ver 3.0機能強化の中から一例として「Eコピー種類の複数選択をできるようにしました」についてご紹介します。
<例>コピー元の列幅と行高をコピー先にも適用してコピーする方法
下図Sheet1の赤枠範囲をコピー元としてSheet2にコピーします。
(コピー前のSheet2)
(コピー後のSheet2)
列幅・行高ともコピー元と同じ大きさでコピーされます。
■ ボタンの説明                        
Ver 3.0でのコピー方法 <参考>Ver 2.15でのコピー方法
     
ボタンに設定する際のポイント   詳細については当メールサービスの  
  列幅は「貼り付けデータ種類」に列幅(PasteColumnWidths)を指定します。   バックナンバー189をご覧ください。  
  行高はコピー元、コピー先に行指定で範囲を設定します。(赤枠)    
  この例では書式、値もコピーします。   【バックナンバー 189】 列幅と行高のコピー方法
     
1)セルリンクボタン「BtCellCopy」に設定する場合。    
 
1)セルリンクボタン「BtCellCopy」に設定する場合。  
 
 
 
     
     
  ← 書式(Formats)、値(Values)    
      列幅(PasteColumnWidths)を    
      / で区切り同時に指定します。    
     
     
  ※従来と変わりません    
     
     
     
2)StiLLボタン「MakeBtCellCopy」の場合は 2)StiLLボタン「MakeBtCellCopy」の場合は  
複数選択が可能になり、書式・値・列幅が1つボタンで設定できるようになります。 1つずつの貼り付け種類(赤枠)を  
(値や列幅の場合はセル位置でも範囲指定できます) 3回に分けて設定します。ボタンを3つ用意します。  
 
   
 
1.「値」コピーボタンの設定
 
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  2.「書式」コピーボタンの設定  
 
 
 
     
     
     
     
     
以上のボタン設定でコピーを行うことでコピー元とコピー先の列幅と行高が同じとなります。    
     
     
     
     
     
     
     
     
  3.「列幅」コピーボタンの設定  
 
 
 
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
  以上のボタン設定でコピーを行うことで  
  コピー元とコピー先の列幅と行高が同じとなります。  
                             
(各ボタンの設定内容の詳細はStiLLヘルプをご確認ください)  
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