「StiLL」 デザイン情報198 StiLLコマンド--ファイル保存の中止方法
                             
  【テーマ】
通常、ファイルを保存するとき、同名のファイルがあれば上書きや名前の変更をしますが、既に保存済みとして、メッセージを表示し、保存を中止したい時ってありませんか?
今回はその方法をご紹介します。
    【方法】
@まずは指定フォルダ内からファイル名を抽出します。A抽出したファイルに同名ファイルが有るかチェックします。B同名ファイルがあればメッセージを表示して、処理を中止します。この流れを「BtPasteFileName」「BtMessageCell」及びExcel関数の組合せで実現します。
    【参考】
「BtPasteFileName」には、特定フォルダにある全階層のフォルダ名を一括で取得できるなど、まだまだ便利な活用方法があります。詳細は弊社ホームページ(http://www.still.co.jp/)の「StlLLメールサービス」を参照してください。
 
  対応種類:StiLL Dev・Pro     対応種類:StiLL Dev・Pro     対応種類:StiLL Dev・Pro  
                             
■ 今回の内容                          
例えば、作成中のExcelファイル「2018実績営業本部.xlsx」を<My Documentフォルダ>に保存するとき、既に保存済みかどうかをチェックし、
保存済みの場合はメッセージを表示して、保存処理を中止する方法です。
<My Documentフォルダ>
■作成手順とボタンの説明                        
@セルリンクボタン「BtPasteFileName」で、<My Documentフォルダ>内の保存済みファイル名を抽出します。
実行すると下記のように、ファイル名が抽出されて表示されます。
抽出された範囲には名前(ファイルリスト)をつけておきます
A抽出したファイルに同名ファイルが有るかチェックします。
B同名ファイルがあればメッセージを表示して、処理を中止します。
実行すると下記のようなメッセージが表示され、処理が中止されます
最後に、@とBのボタンを連続実行させることで完成です。
■ ご参考までに                        
「BtPasteFileName」には、特定フォルダにある全階層のフォルダ名を一括で取得できるなど、まだまだ便利な活用方法があります。
詳細は弊社ホームページ(http://www.still.co.jp/)の「StlLLメールサービス」を参照してください。
(各ボタンの設定内容の詳細はStiLLヘルプをご確認ください)  
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