「StiLL」 デザイン情報199 StiLLコマンド--ファイル名に自動的に枝番を付けて保存する方法
                             
  【テーマ】
ファイルを保存するとき、既に同名のファイルが保存済みの場合、上書きせずに過去のファイルも履歴として残したい時ってありませんか?
今回はその一例として、ファイル名に自動で枝番を付ける方法をご紹介します。
    【方法】
@まずは指定フォルダ内からファイル名を抽出します。A抽出したファイルに同名ファイルがいくつ有るかチェックします。B同名ファイルに枝番を付けて保存します。この流れを「BtPasteFileName」「BtNamedSave」
及びExcel関数の組合せで実現します。
    【参考】
「BtNamedSave」には、パスワードを付けて保存するなど、まだまだ便利な活用方法があります。詳細は弊社ホームページ(http://www.still.co.jp/)の「StlLLメールサービス」を参照してください。
 
                 
                             
■ 今回の内容                          
作成中のブックを自動で名前を付けて保存し、同じファイル名があった場合は枝番を付けて保存する方法です。
<作成中の文書>
   いろは建設見積書201812
■作成手順とボタンの説明                        
@セルリンクボタン「BtPasteFileName」で、保存先フォルダ内(今回は<My Documentフォルダ>とします)の
  保存済みファイル名を抽出します。
実行すると下記のように、ファイル名が抽出されて表示されます。
抽出された範囲には名前(ファイルリスト)をつけておきます
A抽出したファイル名の一覧に、同名ファイルがいくつ有るかチェックします。
B同名ファイルに付与する枝番を求めます。
Cセルリンクボタン「BtNamedSave」で、同名ファイルに枝番を付けて保存します。
実行すると下記のように枝番付きのファイルが保存されます。
<My Documentフォルダ>
最後に、@とCのボタンを連続実行させることで完成です。
■ ご参考までに                        
「BtNamedSave」には、指定フォルダに自動的に保存したり、パスワードを付けて保存するなど、まだまだ便利な活用方法があります。
詳細は弊社ホームページ(http://www.still.co.jp/)の「StlLLメールサービス」を参照してください。
(各ボタンの設定内容の詳細はStiLLヘルプをご確認ください)  
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