「StiLL」 デザイン情報201 <V.3.0新機能>StiLLコマンド--「StiLL」ボタンに[CSVデータ更新]ボタンを追加しました
                             
  【テーマ】
StiLL Ver.3で、新たに追加されたStiLLボタン「CSVデータ更新(MakeBtTextWrite)」をご紹介します。
EXCELシートからCSVデータを作成する機能です。
    【方法】
「StiLLボタンの作成」-「CSVデータ更新(MakeBtTextWrite)」を選択し、各項目を設定します。
    【参考】
CSVデータの取得・更新に関わる従来のセルリンクボタン「BtTextRead、BtTextWrite」、StiLLボタン「MakeBtTextRead」もVer.3で機能強化されております。次回以降ご紹介していきます。
 
                 
                             
■ 今回の内容                          
Ver.3で追加されたStiLLボタン「CSVデータ更新(MakeBtTextWrite)」のご紹介です。(
「StiLL」ボタンを使うことで下図のようにコンパクトに作成できるようになりました。
■ ボタンの説明                        
シートに配置したStiLLボタンをクリックして StiLLボタンの作成 ダイアログから「CSVデータ更新」を選択します。(下図赤枠参照)
表示されるBtTextWriteの作成ダイアログに次のように設定します。(下図参照)
1.始めにCSVファイルについてデータファイルの保存先フォルダを選択・指定します。(赤枠)
   ・相対位置フォルダを選択します
   ・使用中ファイルと相対位置を選択します  ←この設定を行うことで、プログラムが自身の相対位置を判断して動作するので、
   ドライブやフォルダ名の変更等があってもシステム関係のフォルダをまるごと移動(コピー)
   するだけでシステムを実行することができます。
2.作成するファイル名を設定します。
   ・従来のファイル名を直接選択入力する方法に加え Ver.3では(セルの値を参照)する方法が追加されました。
     ここでは(セルの値を参照)する方法でファイル名を設定します。
   @ラジオボタン(セルの値を参照)を選択します
    (青枠上段)
   A(セル指定)ボタンをクリックします
    (青枠下段)
     下図のダイアログが表示されますので
     ここに値を参照するセル位置を入力します
     ※ここではSheet1!A1を指定します。
       A1セルには、以下の式を使い、
       今日の日付のファイル名が出来るようにします。
 =TEXT(TODAY(),"yyyymmdd")&".csv"
   B(入力セル位置)を設定します
     上記Aと同様に(セル指定)で設定します
     (紫枠)
     ※ここではSheet2!A1を指定しています
     ※以降の設定項目はここでは規定値とします
3.最下部の「OK」ボタンを押し、設定を完了します。
      完成したボタンをクリックすると、指定したフォルダに今日の日付(実行した日)のファイル名(20190213.csv等)が出来上がります。
     (参考図)Sheet2のデータイメージ
■ ご参考までに                        
1.StiLLボタンで出力されたCSVファイルの文字コードは 「Shift-JIS」 となります。
2. 作成したStiLLボタン(CSVデータ更新)を右クリックしてから 「StiLL」-ボタン情報 を開き、
   表示されたダイアログの(セルリンクボタン貼り付け)ボタンをクリックすることで任意のセル位置にセルリンクボタンとして変換出力できます。
(各ボタンの設定内容の詳細はStiLLヘルプをご確認ください)  
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