「StiLL」 デザイン情報218 StiLLコマンド-- 項目名だけが異なるデータを簡単な方法で統合する
                             
  【テーマ】
並び順は同じでも統合したいデータの項目名が異なっている場合、項目名を合わせるのが面倒だと思いませんか?今回は関数を使わず簡単にデータを統合する考え方についてご紹介いたします。
関数が苦手の方必見!
    【方法】
3つのボタンで構築します。
最初に項目名を活かすデータを取り込むボタンを実行して、次に統合したいデータを取り込むボタンを実行します。
最後にこれらのデータを統合するボタンを実行します。
    【参考】
処理上の最大データ件数(行)が不明の場合はボタンの<出力範囲名>を設定して範囲名から出力行を算出します。
 
                 
                             
■ 今回の内容                          
下図(茶枠)のように同一書式のA支店B支店C支店データと、項目名が異なるCSVデータ(緑枠)を統合する方法をご紹介します。
画面の領域
統合結果イメージ
・ポイント
 ・最初に取得するデータの処理上での最大行数を目安にして、統合するデータの出力セル位置を固定で指定します。
  この方法でデータ出力行を算出する式は不要となります。(本例では各支店の部門数を3と設定しています)
    本例の条件下では14行目から出力した場合の最大行は23行となりますので、これ以降の行に統合するデータを出力します。
■ ボタンの作成と設定                        
今回使用するStiLLボタンを示します。(下図赤枠)
画面の領域
今回のボタン配置およびセルの式の設定例を示します。(全体図)
画面の領域
本例ではシステムテンプレートの Excelデータ取得「DLDATA」および「WORKT」シートを使用しています。
@Excelデータ取得ボタンの設定
フォルダ名/ファイル名:ここでは自身のフォルダ配下の(DATA)フォルダを指定しています。
ACSVデータ取得ボタンの設定
  Excelデータ取得@と同様に(DATA)フォルダのCSVファイルを指定しています。
  ここでは出力セル位置を30行に設定しています。
  ※下図はボタン@Aを実行した状態です。(最初に取得したデータから間隔を開けて統合するデータを取得しています)
  上図のデータを次のExcelデータ抽出で統合します。
BExcelデータ抽出ボタンの設定
  Bのボタンを実行することで以下のように統合結果が得られます。
  このように当該プログラムでの処理上の最大データ行を意識することで、簡便な手法で実用的な処理を作成することができます。
 【注意】
  本例のように項目の並びが同じで、かつデータの最大件数が決まっている場合において有効な処理となります。
  今回は、統合元データの最大行数が決まっていて、各データの項目の並び順が同じ場合に限って使う方法とします。
■ ボタンの実行                        
1.@からBのボタンを「ボタン連続実行(BtPush)」ボタンにリストすることでワンクリックでの統合処理が実装できます。
   「ボタン連続実行(BtPush)」ボタンへの設定例
■ ご参考までに                        
1.処理上の最大データ件数(行)が不明の場合はボタンの<出力範囲名>を設定して範囲名から出力行を算出します。
   参考:出力範囲名にDATAと設定(名前定義)した場合の出力行を求める式の例:ROW(DATA)+ROWS(DATA)
   また、各ボタンの<出力セル位置>欄の設定値を記号"|"(パイプ)で囲み、セルの値を参照するようにします。
■ 関連するキーワード                        
BtMerge BtRecordQuery BtTextRead
データ加工 限定
(各ボタンの設定内容の詳細はStiLLヘルプをご確認ください)  
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