「StiLL」 デザイン情報221 StiLLコマンド-- メッセージのある処理の中断や分岐処理を簡単に
                             
  【テーマ】
「処理を開始してよろしいですか?」、「〇〇の為中断しました」など、任意または自動でメッセージを表示して、処理を継続・中断・分岐させたい場面があると思います。
今回はメッセージ付きの条件分岐事例を3つ紹介します。
    【方法】
@メッセージボックス(BtMessage)
A条件分岐メッセージ(BtMessageCell)
Bメッセージ分岐実行(BtMessageIf)

それぞれ連続実行(BtPush)ボタンを使って実行します
    【参考】
多くの中断条件がある場合、IF式でエラー判断とメッセージをそれぞれ作成し、最後にひとつのセルにまとめ、ボタンのメッセージ項目とリンクさせることで、
ひとつのボタンで複数のエラーメッセージを表示・処理中断させることが可能です
 
           
                             
■ 今回の内容                          
StiLLを使った条件判断・メッセージ表示・分岐処理には、「条件分岐実行(BtPushIf)」ボタンがありますが、
分岐にそれぞれのボタンを作成して手順が多くなったり、プログラムが複雑になってたりしてませんか。
今回は、他のメッセージ付きのボタンで、もっとも簡易に条件判断・分岐処理をする方法を3つ紹介します。
【プログラムの例】:連続処理の開始前、処理中に処理の分岐があるケース
[キャンセル]
[OK]
「データあり」 「データなし」
今回は、以下3つボタンを使って、同様の事が少ない手順で作成できる方法を紹介します。
■ CASE1:確認メッセージのみで条件分岐                    
実行前の確認など、必ずメッセージを表示させて、「OK」・「キャンセル」を選択する場合は、以下の方法が使えます。
@ 「メッセージボックス(BtMessage)」ボタンを作成します。
A 「ボタン連続実行(BtPush)」ボタンを作成します。
プログラムの流れ
→[キャンセル]で自動で中断
■ CASE2:内容を判断してメッセージを表示する条件分岐              
「条件分岐メッセージ(BtMessageCell)」ボタンは、条件一致時のメッセージ表示と以降の処理実行の有無を指定できるボタンです。
処理の実行に必要な条件が揃っていない、処理を実行したが結果が1件も無かったなど、以降の処理が無意味となる場合、
メッセージを表示して処理を中断(継続も可)させるものです。
@ 処理を継続するか判断するセルを準備します。
条件判断
× ※ 条件判断セルは「IF」関数で、「偽」の場合に任意の文字を表示させます。
A 「条件分岐メッセージ(BtMessageCell)」ボタンを作成します。
プログラムの流れ
→メッセージを表示して中断
条件判断
×
■ CASE3:メッセージを表示して、選択したボタンから処理を分岐              
「メッセージ分岐実行(BtMessageIf)」ボタンはメッセージを表示し、選択したボタンから以降の処理を分岐するボタンです。
「条件分岐実行(BtPushIf)」ボタンとほぼ同じですが、メッセージボタンを別途作らなくて良い分、簡素化できます。
ボタンの設定例
プログラムの流れ
[キャンセル](自動中断)
[はい] [いいえ]
■ 参考:中断条件と表示メッセージがたくさんある場合                
CASE2で、条件判断したいことがいくつもあると、一つ一つボタンを作るのは面倒です。
セル上に中断条件と表示するメッセージを「IF」関数で作成し、エラーメッセージを一つのセルにまとめることで、
一つのボタンで複数のチェックが可能になります。
設定例
実行表示例
「エラーメッセージ」項目には、各実行チェック項目のセル(メッセージ)を連結する式を入れます
例: =IF(D231="","",D231&CHAR(13))&IF(D232="","",D232&CHAR(13))&IF(D233="","",D233&CHAR(13))
「保存条件判断」項目は、「エラーメッセージ」項目にメッセージがあれば(空白以外)、ボタンの条件値 "×"を表示する式を入れます
例: =IF(D234<>"","×","")
以上
(各ボタンの設定内容の詳細はStiLLヘルプをご確認ください)  
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