「StiLL」 デザイン情報229 アイコンを使ってわかりやすいメニューをつくろう
                             
  【テーマ】
今回は、StiLLのボタンテンプレート以外の画像やアイコンを使って、StiLLの機能を使う方法を解説します。
    【方法】
Excelにオブジェクトを挿入し、StiLL機能を割り当てます。
    【参考】
画像やアイコンは、機能する内容に沿ったものを選択しましょう。
 
           
                             
■ 今回の内容                        
スマートフォンやタブレットの普及で、文字よりもアイコンで判断し、操作する機会が圧倒的に多くなりました。
PCのシステムでも、文字だけのメニューより、画像やアイコンを交えたメニューにすることで、認識性が上がり、使いやすくなると思います。
今回は、StiLLのボタンテンプレート以外の画像やアイコンを使って、StiLLの機能を使う方法を解説します。
【StiLLで作成した業務メニュー例】
【従来のメニュー例】 【アイコンを使ったメニュー例】
【手順1】 StiLLの機能が使えるオブジェクトとは                
基本的にExcelに挿入できるほとんどのオブジェクトにStiLLの機能を割り当てることができます。
但し、オブジェクトの種類によって、使えるStiLLの機能に制限があります。
ポイントは、そのオブジェクトに「文字が入力できるか」です。
!ポイント
文字が入力できるかどうかは、そのオブジェクトを右クリックして、「テキストの編集」が表示されているかで判別します。
参考
「挿入」リボン>「図」>「アイコン」にあるアイコン類の中で、「図形に変換」を行うと、以後「テキストの編集」ができるものあります。
(アイコンの挿入が出来るOffice製品はバージョンにより異なります)
コメント: いいね! 単色塗りつぶし,コメント: いいね! 単色塗りつぶし
【手順2】 オブジェクトにStiLLの機能を割り当てる                
任意に挿入したオブジェクトにStiLLの機能を割り当てる方法は以下のとおりです。
@ オブジェクトを選択
A 「StiLL」>「StiLLボタン機能設定」を選択
B StiLLボタン機能選択一覧から、作成したい機能を選択。(通常のStiLLボタン作成手順と同じ)
【手順3】 複数のオブジェクトを組み合わせてStiLLボタンにする              
文字が入力できない画像やアイコンオブジェクトは、上からStiLLボタンを重ねることで、クリックしているように見せることができます。
StiLLボタンは、塗りつぶし、枠線、タイトルを非表示(透明)にして、オブジェクトの上に重ねます。
StiLLボタンを作成 色・フォント・枠線を透明にする 画像・アイコンオブジェクトの上に重ねる
!ヒント(ボタンの見出しを消す)
StiLLボタンを透明にしても、ボタンの見出しが表示されて、邪魔な場合があります。
その場合、見出しを「スペース」にするか、ボタン全体を選択して、フォントを「StiLL」に変更すると、見出しが見えなくなります。
【参考】:背景・見出し・アイコン+StiLLボタンを使ったデザイン例
@ ベース図形、見出し図形(「挿入」>「図形」>「テキストボックス」を挿入)
A 電卓アイコン(「挿入」>「図形」>「アイコン」から選択・挿入)
B StiLLボタン
計算機 単色塗りつぶし
!ポイント
@〜Bの順でオブジェクトが前面にくるようにする。
各オブジェクトの順番は、「ホーム」>「検索と選択」>「オブジェクトの選択と表示」で選択・移動させることができます。
各オブジェクトの位置や大きさを揃えるのは、「StiLL」>「オブジェクトの配置」カテゴリ機能を使うと便利です。
ボタン完成後、「ホーム」>「検索と選択」>「オブジェクトの選択」で、図形全てを選択・右クリックで「グループ化」することで、
選択や移動が楽になります。
■ 参考                          
画像やアイコンは、機能する内容に沿ったものを選択しましょう。
StiLLボタンテンプレートにも組込み済のアイコン付きボタンが多数用意されていますので、ご活用ください。
以上
(各ボタンの設定内容の詳細はStiLLヘルプをご確認ください)  
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