「StiLL」 デザイン情報230 StiLLコマンド -- Microsoft Storeのアプリケーションを制御
                             
  【テーマ】
Microsoft Storeのソフトは、UWP(ユニバーサルWindowsプラットフォーム)で動くアプリケーションです。
つまり、今までのアプリケーション(EXE)とは異なる別の環境のため、単純にBtExeボタンにxxx.exe と設定してアプリケーションを起動することができません。
そこで、今回、UWPのアプリケーションを起動する方法をご説明します。
    【方法】
UWPのアプリケーションは、パッケージとしてPCにインストールされているため、xxx.exe等が不明です。
そこで、UWPのアプリケーションでは、アプリ(の種類)ごとに「URI(Uniform Resource Identifier)スキーム」と呼ばれる固有の名前(プロトコル名)が用意されています。この用意されたURIスキームを利用してアプリケーションを起動します。
    【参考】
「BtExe (指定アプリケーションを起動する)」ボタンは、いろいろなアプリケーションの制御が可能です。
          
 
           
                             
■ 今回の内容  
Microsoft Storeのソフトは、UWP(ユニバーサルWindowsプラットフォーム)で動くアプリケーションです。
つまり、今までのアプリケーション(EXE)とは異なる別の環境のため、単純にBtExeボタンにxxx.exe と設定して
アプリケーションを起動することができません。
UWPのアプリケーションは、種類ごとに「URI(Uniform Resource Identifier)スキーム」と呼ばれる
固有の名前(プロトコル名)が用意されています。
今回、この用意されたURIスキームを利用してアプリケーションを起動します。
■ ボタンの設定  
今回はボタンテンプレートの「アプリ起動」 ボタンまたはセルリンクボタン の「BtExe(指定アプリケーションを起動する)」を使います。
◆ボタンテンプレートの「アプリ起動」 ボタンの場合
ボタンテンプレートから任意のボタンを作成し、StiLL機能一覧の「アプリ起動を」選択します。
主なURIスキーム
URIスキーム 起動対象
ms-photos: 「フォト」アプリ
ms-clock: 「アラーム&クロック」アプリ
ms-paint: 「ペイント3D」アプリ
bingmaps: 「マップ」アプリ
calculator: 「電卓」アプリ
outlookcal: 「カレンダー」アプリ
microsoft.windows.camera: 「カメラ」アプリ
  bingweather: 「天気」アプリ
fb: 「Facebook」アプリ
twitter: 「twitter」アプリ
slack: 「slack」アプリ
◆セルリンクボタン の「BtExe(指定アプリケーションを起動する)」の場合
「StiLL@」-「セルリンクボタンA」を選択し、リボン(制御)に表示された画面の「BtexeB」を選択し、[OKC]を押します。
[セルに貼付けD]で任意の場所を選び、[OK]を押しますE。 その他ボタンについても同様です。
  ボタンの主な設定項目は、「ファイル名」、「フォルダ名」、項目です。
【ファイル名 の設定】
  使用するUWPのアプリケーションの
  URIスキームを設定します。
【フォルダ名 の設定】
  %SYSTEM% で固定
   (システムフォルダ)
■ ご参考                          
「BtExe (指定アプリケーションを起動する)」ボタンは、いろいろなアプリケーションの制御が可能です。
ブラウザを指定して開く場合なども、「BtExe (指定アプリケーションを起動する)」ボタンを使います。
以下は、GoogleMAP を開く例です。
(各ボタンの設定内容の詳細はStiLLヘルプをご確認ください)  
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