「StiLL」デザイン情報253 StiLLコマンド-- <Ver. 3.7>４項目以上の並べ替え（ソート）を行う（セルリンクボタン編）

【テーマ】
「並べ替え（BtSort）」ボタンは３つのキー項目まで指定できますが、４つのキー項目でソートする場合についてVer.3.7で強化されたセルリンクボタンを使う方法をご紹介します。

【方法】
セルリンクボタンの「並べ替え（BtSort）」を使います。

【参考】
・セルリンクボタンでは最大６つの項目を指定して並べ替えることが出来ます。
・また文字列を数値とみなしてソートする機能も追加されました。

■ 今回の内容

StiLL-X.Ver.3.7から機能拡張されたセルリンクボタンを使用して、

ソート項目が４つ以上ある場合の「並べ替え（BtSort）」セルリンクボタンの設定方法をご紹介します。

例として下図のデータを、1商品コード、2担当コード、3得意先コード、4年月日の昇順にソートする場合の使用方法について説明します。

ソート後のイメージ

・ポイント

　・セルリンクボタンの「並べ替え（BtSort）」ボタンを使用します。

　　StiLLボタンの（BtSort）はこれまで通り最大３項目までの並べ替えとなります。

■ ボタンの作成と設定

今回使用するセルリンクボタンを示します。（下図赤枠参照）

上図のダイアログは、リボン-(StiLL)-(ｾﾙﾘﾝｸﾎﾞﾀﾝ)で表示されます。

　 (セルリンクボタンの作成)ダイアログから「並べ替えをおこなう」ボタンを選択しシートに貼り付けます。

①「並べ替え（BtSort）」ボタンの設定

　　下図のように各項目を設定します。

←データの開始セル位置

←第１キーはF列（6列目）

←第２キーはD列（4列目）

←第３キーはB列（2列目）

←第４キーはA列（1列目）

　　　※カンマの後の1は昇順指定です

■ ボタンの実行

作成したボタン（並び替え）をクリックして実行します。

　　 ⇒（今回の内容）のソート後のイメージ図と同じ結果が得られます

■ ご参考までに

1．セルリンクボタンでは最大６つまでの項目を指定して並べ替えることが出来ます。

2．また、文字列を数値とみなしてソートするオプション(1N/2N)も今回追加されました。

3．ソートに関するバックナンバーもご参照ください。

ソートボタン１つで実装出来て便利になりました。

（各ボタンの設定内容の詳細はStiLLヘルプをご確認ください）