StiLL FAQ
StiLL Ver 8.12 ⇒ StiLL Ver 9.01 のバージョンアップ内容

バージョンアップの中心となる対応機能
動作環境
注意事項
ファイルを開くときの変更点
StiLL Ver 9.01 新規機能
StiLL Ver 9.01 機能強化/修正
StiLL Ver 8.12 のバグ修正

StiLL Ver 8.12 から Ver 9.01 へのバージョンアップの内容は下記の通りです。

■StiLL Ver 9.01 のバージョンアップの中心となる対応機能

@新機能追加
・コミット・ロールバック制御
・ピボットテーブルの更新
・SQL 文でデータ抽出

Aセルリンクボタン機能改善
・アプリケーションで必要なパラメータ機能の追加、改善

BStiLL プログラム作成操作の改善
・プログラムボタンを作りやすく、わかりやすくする機能の追加、改善

CStiLLStart バージョンアップ
・v3.01同梱 (StiLL Developers Only)
・Windows Vista 対応

Dヘルプ機能の充実
・ヘルプの検索キーワードの追加とヘルプのコンテンツの追加

■動作環境

ご参考:StiLL バージョン表

@Excel2000、2002、2003、2007に対応します。
※Excel2007 の xlsx 形式のファイルには対応していませんのでご注意下さい。
(StiLL Ver 9.11 にて対応しております)
※Excel95、Excel97 には対応していませんのでご注意下さい。
※Webシステム開発は Excel2000、2002、2003、2007 上での動作です。

AWindows 2000、XP、Vista に対応します。
※Windows95、98、Me、NT には対応していませんのでご注意下さい。

■注意事項 重要!!

@「StiLL V 9.01」の BtQuery 及び BtTextRead は Excel2007 の行・列数には対応していません。
(Excel2003 の行・列数となります)
→対応方法:次バージョン「StiLL V 9.10」にて対応しております。

A従来作成したアプリケーションを Excel 2007 で操作する場合
Excel2007 以降ではオブジェクトの表示やシステムボタンの制御などで注意事項があります。
(ご参考:Excel2007の注意事項

B従来作成したアプリケーションを Windows Vista で操作する場合
Windows Vista では UAC の機能により、Cドライブの直下や ProgramFiles フォルダーなどはファイルの保存ができなくなりました。
その場所に保存するようなプログラムの場合は修正が必要となります。
(ご参考:Windows Vista の注意事項

■ExcelとStiLLアプリケーションのファイルを開く構造

StiLLStart.exeについて     ※StiLL Developers Only

●「StiLL」で開発したアプリケーションを実行中 (アクティブ時) に Excel ファイルを開いた時、 通常「StiLL」で開発したアプリケーションを実行している Excel 内にその Excel ファイル (「StiLL」で開発したもの又は Excel だけで作成したブック) が開きます。
この時 Excel のメニューバーが非表示になっているために、 共有版を利用しているユーザーは [Ctrl]-[Shift]+E (他の機種はR) を操作してメニューバーを表示して その状態を回避する方法で対処することが原則でした。
本バージョンより 「StiLL」 で開発したアプリケーションを通常使用する Excel と StiLL で開発した アプリケーションを Excel と分離独立する事が出来るようになりました。

・利点 : 「StiLL」で開発したアプリケーション実行中、エクスプローラ等のフォルダから開いた ファイルが別の Excel で開くようになり「StiLL」で開発したアプリケーションとは別の Excel となり、 独自に操作ができ、エンドユーザがまごつかないようになりました。又、Mail の添付の Excel ファイル を開くとき、ショートカットのアイコンから開くときも同様の形態をとる事が出来ます。

・方法 : 「StiLL」のオプションプログラムの StiLLStart.exe で「StiLL」アプリ (.xls) を起動してください。
StiLLStart.exe の使い方は、同梱の StiLLStart.txt をご覧下さい。

■StiLL Ver 9.01 (xls版) 新規機能

◆StiLLボタン

@MakeBtPivotRefresh「ピポットテーブル更新」を追加 SPD版
・データベース関連コマンドに「ピポットテーブル更新」を追加しました。
  一度作成したピポットテーブルに変更データを指定して再計算します。
  ピポットテーブルをシステム化します。

◆セルリンクボタン

@BtPivotRefresh ピポットテーブル更新 PD版
・一度作成したピポットテーブルに変更データを指定して再計算します。

ABtDBCommit DBコミット D版
・データベーストランザクションをコミットします。

BBtDBRollBack DBロールバック D版
・データベーストランザクションをロールバックします。

CBtSQLQuery SQL文からデータを取得 D版
・すべてのSQL文を指定可能です。

DBtClose 指定ブックを閉じる PD版
・システム終了時に利用します。

■StiLL Ver 9.01 (xls版) 機能強化/修正

◆StiLL ボタン

@Makeダイアログ SPD版
・データベース関連コマンドに「ピポットテーブル更新」を追加しました。
・フォントサイズや文字の位置などを調整しました。
Makeダイアログ

AMakeBtPush (ボタン連続実行) SPD版
・左側のボタンリストが作成番号、見出し、ボタン名で並び替えができるように修正しました。
・実行ボタンリストでブレークポイントを設定できるようにしました。 (●印をいれると、そのボタンの実行時に確認メッセージが表示されます)
・「ボタン確認」ボタンで作成中のボタンの確認が可能となりました。
MakeBtPush

BMakeBtProtect SPD版
・「許可する操作」の項目を追加しました。
・保護したシート上で操作を制御できるようになりました。
MakeBtProtect

Cボタン情報  SPD版
・設定項目があるStiLLボタンで「ボタン情報」を表示した際に「セルリンクボタン貼付」 「設定項目コピー」が可能となりました。
ボタン情報

DMakeBtNamedSave  SPD版
・ブック終了オプションに「保存失敗時のみ閉じる」が選択できるようになりました。

◆セルリンクボタン

@BtOffsetName 範囲定義 PD版
・列数、行数にAutoM, AutoMRの指定ができるようになりました。

ABtPasteSheetName シート名出力 PD版
・出力位置にブック名, %THISBOOK%, %ACTBOOK% 指定ができるようになりました。

BBtPasteBookName ブック名出力 PD版
・BtPasteSheetNameと同じように出力位置にブック名, %THISBOOK%, %ACTBOOK%指定ができるようになりました。

CBtPasteBookPath ブックパス出力 PD版
・BtPasteSheetNameと同じように出力位置にブック名, %THISBOOK%, %ACTBOOK%指定ができるようになりました。

DBtPasteLoginName ログイン名出力 D版
・BtPasteSheetNameと同じように出力位置にブック名, %THISBOOK%, %ACTBOOK%指定ができるようになりました。

EBtDialog ダイアログ表示 PD版
・各設定項目に / を使用することで複数の設定が可能となります。(既存の5個までの制限はなくなりました)

FBtDBLogin DBログイン PD版
・ODBCソース名のエラーチェック処理を変更しました。

GBtNamedSave 名前をつけて保存 PD版
・終了オプションに「FailEnd(保存失敗時のみ閉じる)」指定ができるようになりました。

HBtCellCopy セルデータコピー PD版
・貼付けデータ種類に / を使用することで、複数の組み合わせ設定を可能にしました。
・新しく OutValues の指定が可能となりました。この指定をすると、コピー先のデータを再度、値でコピーします。

IBtPush ボタン連続実行 PD版
・たて(|)線の記号 (Ex. |Sheet1!A1|)の記述を可能としました。

JBtZoom 表示倍率変更 PD版
・1024x768, 小さいフォント、Sheet1を100%で作成した画面を基準にして画面を自動的に拡大縮小する。

KBtCell 機能を拡張 PD版
・テキスト値にオブジェクト内に表示したい値を設定します。

■StiLL Ver 8.12 のバグ修正

@BtOffsetName PD版
・255文字以上のときのエラーのときに「BtOffset」と表示されていたのを修正しました。

ABtPasteSheetName PD版
・出力位置にブック名指定をして、範囲名を指定した時、対象ブックに範囲名が定義されていなかったのを修正しました。

BBtMail PD版
・「セル入力位置」が空白で、オブジェクトを選択状態にしたときに実行されたときのエラートラップを追加しました。

CBtBookNewCopy PD版
・255文字以上のときのエラーのときに「BtBookNew」と表示されていたのを修正しました。

DBtObjVisble PD版
・255文字以上のときのエラーのときハングアップするのを解消しました。

EBtSheetVisble PD版
・255文字以上のときのエラーのときハングアップするのを解消しました。

FBtFileSetAttr PD版
・255文字以上のときのエラーのときに「BtSetFileAttr」と表示されていたのを修正しました。

GBtPrint PD版
・ネットワークプリンター名の設定を可能にしました。

対象製品 StiLL V9.01 Developers / Professional / Standard / 共有版
対象Excel 2000 / 2002 / 2003 / 2007
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