Excel情報561 関数 --条件に合うデータを自動表示する方法
【テーマ】
毎回、必要なデータをフィルタ操作で探していませんか?今回は「未対応だけ」「期限切れだけ」「在庫不足だけ」など、条件に合うデータだけを自動表示する方法をご紹介します。
【方法】
FILTER関数を使用します。
【参考】
条件に一致するデータが1件もない場合、「空白」や「特定の値」を明示的に指定することで、空欄データや特定の状態を正しく抽出できます。
■ 今回の内容
必要なデータを探すたびに、フィルター操作を繰り返していませんか?
「未対応のデータだけ見たい」「期限切れのデータだけを確認したい」など、
条件に合うデータだけを素早く確認したい場面は多いと思います。
そんなときに便利なのが、FILTER関数です。
今回は、FILTER関数を使って「条件に合うデータを自動表示する方法」をご紹介します。
※FILTER関数はExcel2021以降、Microsoft365 でのみ利用可能です。(2026年5月現在)
  ただし、Microsoft 365でも古いバージョンでは対応していないため、ご注意ください。
■ 設定方法
【FILTER関数】
指定した条件に合う行だけを自動で抽出する関数です。
=FILTER(抽出したい範囲, 条件範囲=条件, [空の場合])
※「空の場合」は省略可能です。
例. 問い合わせ対応表から「未対応」の行だけを抽出して「未対応」一覧を作成します。
H4セルに下記数式を設定します。
=FILTER(B:D,E:E="未対応")
FILTER関数の範囲を列全体で指定しているため、
元データに新しい行が追加されると、「未対応」一覧にも自動で反映されます。
   複数条件も指定できます。詳細は下記バックナンバーをご参照ください。
【バックナンバー543】 関数--FILTER関数で検索する方法
■ ご参考までに
下記のようにFILTER関数は、条件に一致するデータが1件もない場合に #CALC! を返します。
=FILTER(B:D,E:E="未対応")
 #CALC! を表示したくない場合、数式の中で「空白」や「特定の値」を明示的に指定することで、
空欄データや特定の状態を正しく抽出できます。
=FILTER(B:D,E:E="未対応","")
=FILTER(B:D,E:E="未対応","該当なし")
また、上記の例では、数式内の条件に「未対応」を直接指定していますが、
セル参照にすることで、セルの内容を変更したり、
入力規則のリストを使ったプルダウンで条件を切り替えたりすることも可能です。
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